健診の待合室で・・・

健康診断 misc

健診でお世話になっている病院で、いつも通り健康診断を受けてきました。

待合室に入ると雑誌のラックは空で、「あー去年もそうだったなぁ、コロナ禍であらゆるサービスが低下して、不便な世の中だ・・・」などど思いつつ検査の呼び出しを待っていると、受付で渡されたiPadから、お知らせ音とともに画面に「視力検査室にお入りください・・・」とメッセージが。

検査が終了すると、「次は聴力検査です。待合室でお待ちください。」というメッセージの他に、今の検査結果なども画面に表示されている。「ムムッ、こいつ賢いぞ!」俄然興味がわいて画面を眺めていると、「雑誌閲覧はこちら」などというバナーまである。

数えきれない種類とバックナンバーから読みたい雑誌が読み放題だ。以前から雑誌がネットで読めるサービスが存在するのは知っていたが、これまでは「読みづらい」とあまり利用する気になれなかった。しかし、今は身に着けているのは検査着のみで時間的にも空間的にも拘束された極限状態だ。むさぼるようにiPadで雑誌を読む。最初は「画面内の誌面ちっちゃ!」などと思ったが拡大率は自由自在だ。慣れてくれば老眼気味の目には、むしろ優しいではないか。

待合室では、さまざまな方向から呼び出されるたびに、雑誌から意識を離して自分の呼び出しかどうかを判断しなければならないが、呼び出される前に雑誌を見ている画面に「採血室にお入りください。」などと表示されるから雑誌に集中できる。快適だ。

というわけで、驚くほどスムーズに健診を受けられた。考えると健診サービスとして以前より良くなっている。うーん、これがDXというやつか。

弊社も最近Flutterによるアプリ開発に力を入れているので、負けずに新しい価値創造に貢献しなければ、との思いを新たにした新年の出来事でした。

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